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世界最高峰のダイヤモンドカッター フィリッペンス・ベルト

ダイヤモンドの原石は、熟練した職人によってカットされ、はじめて輝きを放ちます。
たとえ最高品質のダイヤモンドの原石だとしても、カットによって、ダイヤモンドが本来持つ輝きを表現できない場合もあるのです。言い換えれば、最高のダイヤモンド原石を、最高のカッターがカットしたダイヤモンドは、最大限の輝きを放ち、人を魅了します。

フィリッペンス・ベルト氏

そこでANTWERP BRILLIANTでは、ダイヤモンド研磨発祥の地ベルギーのアントワープにあって、現在最も熟練した研磨職人の一人で、ラウンドカットのトリプルエクセレントの分野で天才と称される「フィリッペンス・ベルト氏」を専属カッターとして指名しました。

ベルト氏なくしては、このブランドは誕生しなかったといっても過言ではありません。

ベルト氏は、ベルギー品質の高さを世界に印象付け、1993年にはエクセレントカットの人気を不動のものにした「ハート&キューピット」の研磨に成功、研磨業界に新しい常識を作り出しました。現在までにトリプルエクセレント、ハート&キューピットのダイヤモンドを数多く研磨した経歴を持つ凄腕の現役ダイヤモンドカッターなのです。

フィリッペンス・ベルト氏率いる研磨チームは、現在までに約500万個以上のダイヤモンドを研磨し、0.15ct以上のサイズにおいて世界最高クラスの研磨レベルを誇っています。

フィリッペンス・ベルト氏だけの特別な輝きをお選びください。

①ラウンドブリリアント・エクセレントカット

フィリッペンス・ベルト氏が最も得意とするカット、1990年にベルト氏が達成したエクセレントカットを元に1993年に完成したラウンドカットの最高峰。正面からは天使の矢がパビリオンサイドからはハートが8個出現します。

②アントワープブリリアント

2013年カッターズブランド「アントワープブリリアント」のアイデンティイティカットとして誕生したシンボリックなダイヤモンド。通常の3倍ものパビリオンファセットから反射される光はキラキラと特別な輝きをお楽しみいただけます。

究極の美しさを求めて

フィリッペンス・ベルト氏は1960年、アントワープ州のケンペンで生まれます。ケンペンは1980年代まで約2000件ものダイヤモンド研磨工場が軒を連ねるダイヤモンドの一大産地だったと言います。当時ケンペンにはダイヤモンド研磨の専門学校や職業訓練校が有り、町の住民の大半がダイヤモンド研磨に携わっていたそうです。

フィリッペンス・ベルト氏は少年期に兄弟の誘いでダイヤモンド研磨の道を志します。小さな町工場でキャリアをスタートさせたベルト氏は人並外れた技術の取得スピードで技術を習得して技術向上して行きます。1979年大手サイトホルダーの研磨工場へ移籍してさらなる高みを目指します。そして1980年頃からベルト氏は自身の研磨して仕上げたダイヤモンドが放つ『輝き』に注目し始めます。それは孤高の研磨師となったベルト氏にしか感じ取れない特別な感覚でした。こうしてベルト氏は『ダイヤモンドの輝き』と真剣に向き合い始めます。

ダイヤモンドの輝きは大きく3つの要素のバランスで決まります。全体の輝きブリリアンス(ファイヤー)、七色の輝きディスパージョン、星の様な表面反射する輝きシンチレーション。この3つのバランスはもちろんのこと一つ一つの要素をもっと極めるにはそうすればよいのか?そんな自問自答を繰り返しながら毎日毎日ダイヤモンドを研摩し向き合う日々・・そんな中、は進みます。

毎日毎日ダイヤモンドと向き合う、磨いて磨いて磨きぬく作業の中でベルト氏は究極の平面を目指し研磨します。すべては星が煌めきく様な一瞬の強い表面反射を生み出すため。それは同時に研磨しすぎては失われてしまう光を意識し、より多くの色をダイヤモンドの中からストレートに呼び覚ます為に、研磨角度の追求と一つ一つのファセット面の一致。ダイヤモンドが輝く為に存在する複数の要素を加味しながら仕上げていきます。ダイヤモンドを仕上げる作業は時に矛盾し合う要素を同時にいくつも追いかける作業なのです。

ダイヤモンドを宝石の王たらしめるために

ダイヤモンドの語源は『征服されざる者』という意味を持つ『アダマス』だと言われています。人の力ではどうにも出来ないという意味を持つダイヤモンド。摩耗に対して超硬素材である反面、衝撃に脆く、落下や強く打つと簡単に割れてしまう事も・・・その比類なき硬さと脆さは 強大な権力を持った王侯貴族や優れた学者にもどうにも出来なかったのです。そうしていつからかダイヤモンドは『宝石の王』と呼ばれます。

そもそも人類は宝石に様々な思いを寄せてきた歴史があります。ある時は権力の象徴となったりの象徴だったり、決意や想いを込めてみたり、そして究極的にはの象徴として、、、造り物ではない美しさに心を惹かれるのは時代が違っても同じこと。

時に人の心を狂わせてしまうよな逸話を持つ魅惑の宝石ダイヤモンド。そしてその中に眠る美しさを引き出すのは何時の時代も研磨者であるベルト氏達なのです。何千何万ものダイヤモンドを見、それを使う人に触れ、一つ一つ違った個性を持つ原石と向き合い、そのダイヤモンドの持つ最高の輝きを追い求める。その中で業を進める日々

ダイヤモンドを究極まで美しく仕上げる事が出来たなら、、、『究極美、、それは見た人の心を惑わし若しかしたら狂わせるのか?』との問いに、ベルト氏は『そうでなければ、そういう美しさを持ってなければダイヤモンドである意味はない』と仰っておられました。

ベルト氏の磨くダイヤモンドは多くが1ct以下の”ポインター”と呼ばれる小さなサイズのダイヤモンドです。資産価値や動産価値とは少し違うサイズのダイヤモンドを研磨します。だからこそ、それを使う人にとって『自分だけの宝物となる』宝石の王としてのダイヤモンドを届けたい。それに見合う美しさを引き出す。それがフィリッペンス・ベルト氏なのです。

 

philippens herbert(フィリッペンス・ベルト)

1477年、ブルゴーニュ公国から続く「ダイヤモンドをダイヤモンドで磨く」革新的な研磨法のスピリッツを受け継ぐ数少ないダイヤモンドカッターの一人、 ダイヤモンド研磨の分野で天才と称される彼は、10代でダイヤモンドカッターの道を志し、通常困難とされたダイヤモンド研磨における様々な分野を、人並み外れた速度で取得していきます。

その才能が当時の工場長の目に留まり、1990年にダイヤモンドのアイディアル・メイク、現在のエクセレントカットの開発チームでリーダーとして選出されると、ダイヤモンドのカットグレードにおいて「Very Good以上」が極端に難しいとされていた90年代に次々とエクセレントカットを成功させ、現在のスタンダード化への大きな足掛かりとします。

その働きはベルギー研磨技術と品質の高さを世界に印象付け、1993年には、エクセレントカットの人気を不動のものにした「ハート&キューピッド」の研磨も成功させます。
この発見はダイヤモンド研磨業界の新しい常識となり、現在もカットグレードの最高品位とされています。

このほかにも、フィリッペンス・ベルト氏は大手サイトホルダーからの依頼でこれまでに10種もの特殊カットを専属で研磨しており、現在現役の最も注目のダイヤモンドカッターなのです。

1960
ベルギー生まれ

8月29日ベルギーのケンペンに生まれる

1979
さまざまなダイヤモンド研磨のプロジェクトに参加

兄弟でダイヤモンドの研磨をスタート、さまざまなダイヤモンド研磨のプロジェクトに参加をはじめる。

1988
大手サイトホルダーの研磨工場長に任命

研磨技術と指導力を評価され、大手サイトホルダーの研磨工場長となる。
約2000名の研磨工の中から、エクセレントカット開発のTopチームにリーダーとして抜擢される。

1990
アントワープでエクセレントカットを達成

量産体制の確立に貢献
自身の研磨会社を設立し独立する。

1993
日本向けエクセレントカットダイヤモンドの研磨を開始

ハート&キューピッドの研磨を達成し、ベルギー品質の高さを不動のものにする。

1999
特殊カットの開発を始める
2002
ユーロスターの研磨を開始

研磨済ダイヤモンド原石の取扱い世界最大のサイトホルダー、ユーロスターの研磨を開始。
これまでに10種類以上の特殊カット研摩を担当する。

2013
ANTWERP BRILLIANTダイヤモンドの研磨に成功

カッターズブランド ANTWERP BRILLIANTの専属カッターとなる


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