ANTWERP BRILLIANTで取り扱う全てのダイヤモンドは「トリプルエクセレント」です。
トリプルエクセレントとは、プロポーション(カットの総合評価)及び、ポリッシュ（表面の研磨仕上げ状態）とシンメトリー（対称性）によって評価され、この３項目全てが最高評価「Excellent」のダイヤモンドのことをいいます。
トリプルエクセレントに研磨されたダイヤモンドは、
全反射する強い輝き『BRILLIANCE（ブリリアンス）』
星の煌めきのような白い閃光『SCINTILLATION（シンチレーション）』
無限の色彩を示す光の分散『DISPERSION（ディスパージョン）』
が全て最高の状態にあるダイヤモンドを指し、正に最高の輝きを発するダイヤモンドと呼ぶにふさわしい輝きなのです。
Proportionプロポーション
厳選されたダイヤモンド原石は、1990年にラウンドブリリアントカットの最高カットグレード、エクセレントカットを達成したフィリッペンス・ベルト氏の手によってダイヤモンドの持つ光の屈折率から計算された『理想の形』に研磨されます。
ベルト氏の手によって理想の形に研磨されたダイヤモンドはクラウン部分から入射した光はもれなく全反射して強い『BRILLIANCE（ブリリアンス）』をもたらします。
こうして研摩されて初めてダイヤモンドはまばゆい輝きを放つ宝石の王様となるのです。
Polishポリッシュ
フィリッペンス・ベルト氏の手によってダイヤモンドの58面ファセットは歪みなく真直ぐ平らに研摩されます。研摩の最終段階では100分の１ミクロンとも言われる繊細な作業を繰り返し完全なファセットを目指します。
ベルト氏によって限りなく平らに研磨された各ファセットでは強い光の反射を起こします。
それはまるで星の煌めきのような白い閃光で『SCINTILLATION（シンチレーション）』と呼ばれています。
ANTWERP BRILLIANTでは強いシンチレーションが発揮されたダイヤモンドをお楽しみいただけます。
※白い閃光はホワイトライトとも呼ばれます。
ダイヤモンドは地上で最も固い物質の為最高高度のダイヤモンドの粉で磨きます。この時研磨痕が綺麗に磨かれることでダイヤモンドの表面反射がより強くなり直線的な輝きが強くなります。シンチレーション（星の煌き）と呼ばれています。
Symmetryシンメトリー
対称性（シンメトリー）の高いダイヤモンド内部では入射光が屈折・反射する中で分解され光の分散『Dispersion（ディスパージョン）』が生まれます。
フィリッペンス・ベルト氏はダイヤモンドの光の特徴である「光の分散」を最大に引き出すように丁寧に研磨していきます。
この時、光のスペクトルが効率よく発揮されるとダイヤモンドの分散光は正に虹色の光となります。
ANTWERP BRILLIANT®のダイヤモンドは『無限の色彩』を放つダイヤモンドなのです。
ダイヤモンドの屈折率を最大限に生かしたラウンドブリリアントカットもそのダイヤモンドの仕上がった状態での対称性が良いことでダイヤモンド特有の虹色の分散光が出やすくなり、ディスパージョン（虹色の輝き）と呼ばれています。このディスパージョンとシンチレーションが相まってダイヤモンドのファイヤー（揺らめく炎のような光）と呼ばれる強い光が生まれます。
※シンメトリーもポリッシュも5段階評価されています。
ポリッシュとシンメトリーがどちらもVERY GOOD以上で総合評価EXCELLENTになります。
ベルトの手によって生み出されたダイヤモンド界のスタンダードカット
Heart & Cupidハートアンドキューピット
最高のシンメトリーの証明として、ベゼルとパビリオンメインの角度とローワーガードルファセットの形状を一定の数値に従って設定すると、ハートアンドキューピッドの現象が、スコープにより確認できます。
このハート＆キューピットは当ブランドと由来が深く、1993年ANTWERP BRILLIANT専属ダイヤモンドカッターのベルト氏が世界ではじめて「ハート＆キューピット」の研磨に成功したのです。
ポインターダイヤモンドのラウンドブリリアントカットにおいて現在世界最高の研磨職人が手掛ける至高の輝きにご注目ください。
マルセル・トルコフスキーのラウンドブリリアントカット理論完成から71年後の1990年。
ついに完成した完全な「プロポーションダイヤモンドエクセレントカット」。
1990年ベルト率いるダイヤモンド研磨のトップチームがアントワープで達成し、1993年にハート＆キューピットパターンが発見されるとダイヤモンド業界のスタンダードへと進化しました。
